クリスマス前にベルンに遊びに行きました。ここは、スイスの首都ですけど、意外とスイスの首都をチューリッヒと取り違えている人が多いんですよね。そんなことお構いなしで、ベルンは品よく静かに私たちを迎えてくれました。

	旧市街にはおもしろい時計塔があります。12世紀のものですって。時を告げる時には時計の下にある熊のからくり人形が動いて目を楽しませてくれます。また、天動説の時代の天文時計がからくり人形の横についていました。ここはスイスの距離基準点なのだそうです。 旧市街を取り囲むように流れるAare川にかかる橋の上から、ミュンスター寺院と川の様子です。この大聖堂の鐘楼は100mもありスイスで一番高いとか。静かに街を見守っていました。
大聖堂の正面には、たくさんの人が恐怖の表情をしている彫刻・浮き彫りがありました。最後の審判を待っている 234人もの人々だそうです。 旧市街を歩いていると、あちこちに噴水があります。それも、石像彫刻がそれぞれ乗っかっていて、ひとつひとつに意味があるらしいのです。

写真の左はツェーリンゲン(熊)の噴水、右は子ども喰いの噴水だそうです。石像彫刻の飾られた噴水は市内で合わせて11個あるのだそうです。 クリスマス前だったので、あちこちの、というよりもほとんどのショーウインドウは、こんなふうにかわいく飾られていました。