5月末の日曜日、ジュネーブ日本語補修校の学年親睦会でVeveyから少し山に登ったところ Les Pleiadesに行ってきました。 知っている方もいらっしゃると思うのですが、ここは毎年野生水仙が絨毯のようにそこらじゅうに咲き乱れるところで、例年だと6月中旬が見頃だそうです。今年は冬に雪が多かったせいで、温室効果の影響で半月程開花が早いそうです。 お世話役の方がLes Pleiadesにあるホテルの方と密に連絡を取って日程を調整してくださったおかげで、私たちはその絨毯のようなみごとな野生水仙の群生を見ることができました。 Les Pleiadesからの眺めもなかなか素晴らしく、レマン湖が一望でき、Dents du Midiが真正面に見える上に、振り向けば平地の向こう遠くにジュラ山脈が見えます。これは山頂と、そこから少し離れた所から撮った写真です。 また、この近くのBlonayからChambyまで1日4往復SLが走っています。煙を吐きながら走るSLに引かれる車両もレトロな木でできたもので、おまけに車掌が回ってきて切符にハサミ(昔のカチャンと音がするアレ)を入れてくれて、"Bon voyage!"とにこやかに挨拶してくれます。 行き先はChambyから少し山の方に入ったところにあるSLの博物館で、機関車トーマスに出てくるような車庫があって、そこがそのまま博物館になっています。歴代の客車や機関車などがあって、中に乗ってみたりすることもできます。鉄道マニアの方にとってはとても素晴らしいところではないかと思いました。これは車庫の中の写真です。 場所は、上記の博物館のサイトの地図にLes Pleiadesも含めて出ているのですが、電車ならVeveyからCEVでBlonay経由Les Pleiades行きに。車ならVeveyの高速を降りてからBlonayまで行き、駅のそばの駐車場(下が草になっている無料駐車場があります)に停めて移動すると楽です。 Les Pleiadesに行くには、上記のサイトにはホテルの裏に駐車場があると書かれてますが、ホテルはLes Pleiadesの1つ前の駅で、頂上までは車では行けないようです。1つ前の駅で車を停めて1駅だけ電車を使ってもいいのですが、Blonayからの車窓の眺めもなかなかいいので、私はBlonayから電車での移動をお薦めします。
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